パラオ共和国リサイクルセンター『PTO-1』導入 / TBS「Nスタ」取材
2016年2月11日
今回、パラオ共和国コロール州のリサイクルセンター内に、連続式油化装置「PTO-1」の導入にあたり、パラオ政府主催の稼働式典が執り行われました。 式典には現地政府のアダチ知事や高官、田尻日本大使やJICA本部から岩切国内事業部長の関係者が招致され、弊社からは伊東代表が出席し、テープカットを行わせていただきました。
同センター内には専用の発電機も設置されており、今回の実証実験を行なったあと施設内の電力はすべて『プラスチック油化発電』によって賄うことになっております。(※パラオの電気代は日本の3倍です)
また現地では、リゾートホテル、コインランドリー、商店等で廃プラスチックの分別が始まっており、小中学校でも分別の大切さを教える環境授業を積極的に行っています。
パラオのコロール島とバベルダオブ島を結ぶ「日本・パラオ友好の橋」です。
コロール州の埋立て処分場は、その多くがプラスチックごみです。
商店などでプラスチックごみが分別回収されています。
油化可能なプラスチック製のボトルを回収しています。
コロール州のリサイクルセンターの外観です。
右から日本、パラオ、コロール州の旗です。
連続式油化装置「PTO-1」の設置作業の様子です。
設置完了です。
回収された廃プラスチックを破砕機で処理しています。
細かく破砕された廃プラスチックです。
油化装置のタッチパネルを操作中です。
発電機の排ガスを測定しています。
廃プラスチックが油に変わっていきます。
油を移し替える作業をしています。
チラーと呼ばれる冷却装置です。
センター内には発電機(デンヨー製)が設置され、施設内のすべての電力を『プラスチック油化発電』によって賄っています。
施設内にある電気窯では、廃ビンを利用したガラス工芸も行っており、若者の雇用支援に繋がっています。
廃ビンのリサイクルがパラオの新たな観光資源になる日も近いかもしれません。
今回、TBSの小林由未子アナがパラオまで取材に来ていただきました。
インタビューを受けるリサイクルセンターのスタッフです。
以前、環境授業で訪れたコロール小学校です。
コロール小学校の生徒達です。
先生が油化可能なプラスチックの種類を生徒達に教えています。
テーブルには卓上型の油化装置『Be-h』が並んでいます。
油化装置に廃プラスチックを入れる子供達。
小林アナからインタビューを受ける子供達。
油化した油で発電機を動かし、ポップコーンを作りました。
ポップコーンを入れるカップはもちろん油化可能なPP製です。
最後にパラオのきれいな夕日です。
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